フィルム写真のデータ化

先日、フィルム写真で一度やってみたかったモノクロ写真にチャレンジした。

 

 108枚ほど撮れて1600円。安いのか高いのかわからない。

現像費は3本で1845円。プリント料は108枚で2160円。

 

1枚あたり52円…。

 

 

とてもお金のかかる趣味に手を出してしまった気がした。

 

 

と、まぁそこは置いておいて、フィルム写真のデータ化についてのこと。

 

先月、フィルム写真をデータ化する方法について考え、安価なフィルムスキャナーを購入した。

 

centimeter2.hatenablog.com

 

 前記事でも書いたが、どうもフィルムスキャナーではホコリまでキレイに取り込んでくれてしまう。

今回のモノクロフィルムで取り込んだ写真がこちら。

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特にホコリが目立った1枚。

 

なので今回は他の方法で取り込むことで考えてみた。

 

 

 

使用したのはGoogleフォトスキャン

 

www.google.com

 

 

これを使ってプリントされた写真をスキャンしてみた。

 

 

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蛍光灯の光が写った。

 

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なんていうかもうおかしい。

 

 

 

そこで、変な写り方がするのはなぜなのか、考えてみた。

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プリントされた写真って、湾曲していることが多い。

きっとこれが変な写り込みの原因だろう。

 

ということでホームセンターで買ってきた。

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強化ガラス棚板(¥628)

 

あとは自宅にあったラスクタブレットスタンドとカッターマット。

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これで挟み込んで電気などの写り込みがないようにすればカンペキでは・・・?

 

 

 

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挟んでみた。保持される。これはいけそう。

 

 

 

ということで取り込み。

 

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結構うまくいった?けど上部に弧状の写り込み・・・。

 

再チャレンジ。

 

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写り込みなし!だけどなんか淡い、そして粗い・・・。

 

 

 

 

 

 

結局。

複合機で取り込んだほうがキレイになるということがわかった。

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いつもどおりのスキャン。かんたんキレイ色褪せない。

 

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ためしにモノクロをモノクロ取り込みしてみたもの。ちょっと黄色っぽい印象がある。

 

やっぱりしばらくは複合機でちまちまと取り込むことにしよう。

 

あと写真の単価を考えてしまったので、今後撮っていくかどうか…。

 

 

 

 

 

 

強化ガラスは本来の使用方法である棚板としてなにかに使えないか考えます。

焦点距離のお話

焦点距離について質問を受けたので、なにかわかりやすいようにまとめられないかと思ったので書きます。

 

しかし自分もこういった知識はほぼ独学なため、わかる範囲でのまとめで、なにか間違っていたらごめんなさい。

 

センサーサイズの話

まず焦点距離や画角の話の前に、センサーサイズというものを知ってもらったほうが理解が早いと思う。

最近はフィルムで撮る人よりミラーレスやコンパクトデジカメで撮る人のほうが圧倒的に多いからで、もしフィルムを使っている人なら、この記事や内容自体わかりきっているだろうし。

 

デジタルカメラにはフィルムに変わってセンサーが入っている。

そのセンサーの受光部にレンズからの光が入って写真が写る。

 

一眼レフやミラーレス一眼であれば、レンズを外してセンサーを直接見ることができる。

 

f:id:centimeter2:20170311103741j:image 左(EOS 6D)がフルサイズセンサー 右(EOS 60D)がAPS-Cサイズセンサー

 

フルサイズというのは35mmフィルムとほぼおなじサイズになる。

APS-Cはその約半分のサイズになる。

 

 

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ミラーレスとなると、更に小さいセンサーになる。これはPENTAX Q7。1/1.7型

 

マイクロフォーサーズのカメラは持っていなかったので写真がありません。

OLYMPUS PENとかPanasonicのはマイクロフォーサーズという規格・サイズになります。フォーサーズって4/3型で、4(フォース)と3(サード)でフォーサーズらしいです。

 

簡単にまとめると、

  • カメラによって受光部(フィルムのかわり)のセンサーサイズが異る

また、すごく大雑把な言い方をすると、センサーが大きいと写りもキレイで暗いところでの撮影に強い。

 

 

 焦点距離の話

カメラのレンズには焦点距離というものがある。

ズームができない単焦点レンズの50mmとか

ズームレンズの24-70mmとか。ちなみに単純計算で70÷24=2.916…で3倍ズームのレンズになる。

 

 

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これは50mmのレンズの内部構成。レンズは中に複数の凸レンズや凹レンズが組み合わさってできている。

 

 

まずはカメラの超簡易的なイメージ図。

 

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本来なら本当に1枚のレンズでも写せるのだが、周辺がぼやけるとか、ピントが合わせられないとか、サイズが大きくなりすぎるとか、そういうのを補正するためにたくさんのレンズを使っており、それを光学的に計算して1枚のレンズに見立てている。

 

そこで、1枚の大きなレンズから、センサーまでの距離を焦点距離と呼ぶ。

 

 

次に、レンズを通して写真が撮れる仕組み。

小学生の頃に理科の実験でやりましたよね。

 

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ろうそくの光が凸レンズを通してスクリーンに映し出されます。

このスクリーンがカメラでいうとセンサーになる。

そして50mmのレンズを使ったとしたら、センサーとレンズの距離が50mmになる。

50mmは5cm、普段ものさしとかに書いてある目盛りの5cmです。

 

 

 

 そこで、スクリーン(センサー)のサイズが小さくなったらどうなるのか。が以下の絵。

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 同じレンズで同じ焦点距離で撮っても撮れる画が変わります。

中心部でトリミングされたような状態になります。

センサーサイズが小さくなればなるほど、中心部をズームした画になります。

  

 

ズームレンズの話

 

ズームレンズは大きな1枚のレンズがセンサーに近づいたり、遠くに行ったりします。

 

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この絵だと20-100mmのズームレンズになります。5倍ズームですね。

 

 

 

そして広角レンズと望遠レンズの画角の違いについて。

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広角レンズはセンサーからレンズの距離が近いもの。

広い範囲が写ります。

望遠レンズはレンズの距離が遠いもの。

必然的に遠いところを写すのに適したものになります。

 

簡単にまとめると

  • 焦点距離の数字が小さければ小さいほど広角、大きければ大きいほど望遠のレンズ

 

 

 

焦点距離の計算の話

今度は焦点距離の計算の話。ここからが本題だと思う。

50mmのレンズは、フルサイズのカメラで撮ると、50mmになります。

これはフルサイズ(フィルムサイズ)で撮ることを前提とした設計だからです。

 

APS-Cのカメラで撮ると、50mmの画角の中心部をトリミングするので、75mm近くの焦点距離と同等になります。

APS-Cはレンズの焦点距離に1.5倍した数値になります。

CanonAPS-C機をお使いなら、1.6倍で80mmになります。これはメーカーに寄ってセンサーのサイズが若干ちがうから。

 

これを35mm判換算という。なので「35mm判換算で80mm相当」と言ったりする。

 

マイクロフォーサーズだと2倍

1/1.7型だと約4.5倍

 

自分の持っているカメラのセンサーサイズと掛け数を覚えておくと便利です。

つまり400mmのレンズをPENTAX Q7につけると1800mm相当になる。超望遠。 

 

 

これは先日分解掃除したレンズ。正面に18-135mmと書いてある。

 

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APS-C専用レンズなので換算で29-215mm相当になる。

 

 

 これはコンパクトデジカメのPowerShotG11、センサーサイズは1.1/7型

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コンパクトデジカメにもレンズの焦点距離が書いてあり、これは6.1-30.5mmのレンズ

(約)28- 140mm相当になる。5倍ズーム。

 

 

 

そしてレンズにはフルサイズ対応のもの、APS-Cサイズ対応のもの、マイクロフォーサーズ対応のもの等がある。

小さいセンサーに合わせて作ったレンズは、周辺部を写す必要がないので小さくてすむ。

逆にフルサイズ対応であれば大きいレンズにしなければならない。

ミラーレスが軽量化できるのはセンサーとレンズのサイズによるもの。

 

ちなみに小さいセンサーの機種にフルサイズ対応のレンズを付けることなどはできる。周辺部をただ使わないだけで、焦点距離は換算した数値になる。

 

 

実際にフルサイズの機種にAPS-C専用設計のレンズを付けるとどうなるのか、撮ってみた。

(通常は小さい機種のレンズはつけられないが、SONYのα7ではつけることができる)

 

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16mmの広角レンズ。

 

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APS-C用の16mm。中心部の画はほぼ同じように写るが、周りが黒い。 

 

 

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50mmの標準レンズ。

 

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APS-C専用の50mmレンズ。どうやっても周りが黒い。

 

この黒い部分をケラレと呼ぶ。

こんなふうに、使わない部分は写らなくても良いように設計してある。

 

 

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ちなみにCanonのEF16-35mmとSONYAPS-C専用レンズE-PZ16-50mmを後ろから見た写真。

レンズの大きさがかなり違います。おなじ16mmスタートでもミラーレス用は軽くて小さいです。

 

 

 

 

以上、レンズと焦点距離のお話でした。

レンズの分解掃除をしてみた

EOS 60DとEF-S18-135 ISを、主に会社に持っていっている。

自分が一眼レフを買い始めて3台目のカメラで、そこそこ古くなっている。

2010年発売のカメラで、多分買ったのは2011年くらいな気がする。

 

非常に使いやすかったので使い続けていたが、高感度でのノイズが多かったり(新機種に比べて…。)、ファインダー内にゴミが多く入ってしまったり、という理由から、自宅や旅行先ではあまり使わなくなった。

なので主に会社に置いておき、いざという時とか、いざじゃないときに使うようにしている。

 

先日、仕事の用で使ったときに、撮った写真にちょっとモヤがかった感じがあった。

よく見てみるとレンズ内に結構大きめのゴミが入っていた。

 

修理に出すほどでもないし、かといって放っておくのはなんとなく嫌だったので自分で分解掃除してみたいなって思ってしまった。

見た感じ、前玉の分解しやすそうなところにゴミがあるっぽいし、なんとかなるんじゃないかな精神。

 

さっそく分解方法を調べてみたが、EF-S18-135mm 3.5-5.6 ISを分解している他の人の記事がない。とりあえずカニ目レンチが必要そうだったので買ってみることにした。

 

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2日ほどで届いた。870円。安い。 

 

 

 

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赤い矢印の部分にゴミ。2つぶほど。 

 

 

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ボディ側から見ると黒い粒が見える。気になる。

 

 

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とりあえず何も考えずに分解できそうなところから分解する。

枠はピンセットで引っ掛けたら簡単に外れた。両面テープだったので剥がれた。 

 

 

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3箇所のネジを発見。No.00のドライバーで外す。

 

 

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2箇所に凹みがあったのでたぶんこれだ!くらいの勢いでカニ目レンチで回す。 

ちなみにカニ目レンチを引っ掛けるのが浅くて、ちょっとガリッと樹脂が削れた。

 

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めっちゃ固かったけど外れた。これはもうほんまにカニ目レンチさんのおかげですわ。 

 

 

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 そして見つけました、今回の標的。

2つとも、ピントリングを回すと動くレンズにくっついてました。

 

 

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いいかんじに吹いたり拭いたりして再組立。 

 

 

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ゴミがスッキリなくなり気分もスッキリです。

 

 

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今回はこれで完了。

もしもっと奥にゴミが入ってたら、きっとバラせないような気がする。

前玉外しが限界かもしれない。

 

 

ちなみにオチとしては、レンズよりもカメラ本体のセンサーについたゴミのほうが目立ってたことです。

センサー掃除するペッタン棒でも買おうかな・・・。

PENTAX イメージセンサークリーニングキット O-ICK1 39357

PENTAX イメージセンサークリーニングキット O-ICK1 39357

 

 

縦位置での撮影

新年から始めたブログも、年度末に差し掛かり全く書くネタもないまま過ごしてしまった。

 

 今回、ずっと気になっていたL型プレートを買ってみたのでブログを更新することにした。

 

Canonのカメラを買ったら、必ずバッテリーグリップを同時に購入するようにしている。

バッテリーグリップをつけるとカメラを縦位置に構えた時にもシャッターボタンが自然な位置に来てすごく使いやすい。

あと、なんか威圧感もすごくてカッコイイ。

 

以上が余談。

 

 

いままで、縦位置で撮りたくて三脚に載せるときはエツミ製のL型プレートに乗せていた。

ETSUMI 縦位置L型ブラケット E-6082

ETSUMI 縦位置L型ブラケット E-6082

 

これでも十分使えていたのだが、重いカメラとレンズになるとすこし不安定で、悩んでいた。

 

 

 以前なにかの記事で見た「アルカスイス互換の各機種専用L字プレート」というものが存在することを思い出して調べたらめちゃくちゃ高かった。 

 

1万以上するのがほとんどで、自分は3〜4機種持っているのでどうやってもお財布にきつい。

しかも大体が通常サイズとバッテリーグリップ付きサイズと分けられている。

全機種につけようと思ったら8個くらい買わないといけない。無理。

 

アルカスイス互換というのもまずよくわかってなかったので調べたけど、とりあえず三脚の雲台で有名らしいアルカスイス製のやつに便乗した感じのをアルカスイス互換と呼ぶらしい。

 

そこで色々調べていたら汎用L字プレートがあるとのこと。

 

 

 

 持ってる安物の三脚がアルカスイス互換っぽい気がしたんだけど合わなかったらどうにも使えないので念のためクイックリリース部分付属のやつで購入。

 

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早速つけてみたら、やはりというかなんというか、バッテリーグリップは無理そうなかんじ。

縦位置で三脚つけたいからグリップのシャッターボタンも使いたかったのに。

 

 

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バッテリーグリップなしなら問題なさそう。

でもL字プレートが小さすぎてセンサーの光軸位置マークがずれている。

これ以上真ん中に寄らない。

 

 

 

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とりあえず撮影には問題なさそう。

持っている三脚にも無事そのまま装着できた。

 

 

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つけたままでもイヤホン・マイク端子はアクセスできる。

USB、HDMI端子は無理だった。

レリーズ端子はEOS 5D MarkⅣが位置を前よりに変えてくれたおかげで問題なく使用できる。今後のEOSシリーズは全部こうしてほしい。 

 

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そのまま使用できた三脚の雲台だが、付属のクイックリリースに比べると開きが少なくて真上から装着しようとしたらはまらなかった。

横からスライドして入れると装着できる。

 

アルカスイス互換は開き具合を気にしたほうが良いということがわかった。

 

 

 

 

ちなみにα7には光軸位置マークも含め問題なく装着できた。

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やっぱりコンパクトなカメラ向けだったのかなぁ。

もっと必要性が感じたらいいやつ買おう。

フィルムスキャナーのこと

今年になってからフィルムカメラを使用している。

 

というのも、なんとなくフィルムカメラが欲しいかもしれないな、と思って半年くらい、ネットで中古などを探していたのだけれど、2017年のお正月になんとなくカメラのキタムラに行ったらEOS 7が転がっていたのでヒョイと買ってしまったのだ。

 

フィルムカメラを使用している、と書いてはいるが、まだカラーフィルム24枚撮りを1本現像に出したくらいで、さほど使用していない。

モノクロフィルムを買ったのでこれから使用していく予定だ。

 

フィルムを利用するにあたって、気になってくる部分は、「どうやって残すか」と「どうやってネットにアップロードするか」だ。

 

デジカメであれば、自宅にあるサーバー(NASのドライブ)につっこんで、iPhoneに転送して完了するが、フィルムではそれができない。

 

いままでにEOS 7で撮った1本と、それより以前に撮影したオモチャの二眼レフの2本、計3本のフィルムでは、現像に出してプリントされた写真をCanon複合機でスキャンしてサーバーに入れたりiPhoneに入れたりしていた。

 

複合機でスキャンしたものは、見栄えとしてそんなに悪いものではなく、「まぁ、いいかな?」くらいで思っていたのだが、スキャンした写真はどうしても隅っこのほうに白い枠が写ってしまう。

トリミングすればいい、とも思うのだが、枚数が増えてきたらきっとめんどくさいんだろうなぁと考えてしまう。

 

そこで、有志の方に聞いてみたところ、フィルムスキャナーというものがある、と教えてもらった。

簡単に言うとフィルムをプリントせずに直接データ化してしまう機械のこと。

 

自分なりにフィルムスキャナーについて調べたところ、以下の4種類の方法があることがわかった。

 

・お店でプリントと同時にデータ化

・Kenko等メーカーから出ているフィルムスキャナーを使用

EPSON等から出ているフラットベッドスキャナーのフィルムスキャン機能を使用

NIKONから出ているスライドコピーアダプター ES-1を使用

 

結果から言うと、サンワダイレクトのフィルムスキャナーを買った。

 

Kenkoのにしようとも思ったけどAmazonで1位になってたやつにした。あんまり深く考えていない。

 

 

お店でデータ化してもらうと、非常に簡単なのだが、200万画素って書いてあったのでやめた。

 

EPSONのフラッドベッドスキャナーが良い、と書いてるブログの記事なども見かけたが、A4サイズがまるまるスキャンできる機械なのだ。置く場所がない。

置く場所さえあれば絶対フラッドベッドスキャナーにしていた。 

 

 

Nikonのスライドコピーアダプターは楽しそうだし安いし今持ってるマクロレンズやエクステンションチューブで使えそうだったので最後まで悩んだ物。

Nikon スライドコピーアダプター ES-1

Nikon スライドコピーアダプター ES-1

 

 

でもこれを使ってフィルムをカメラで撮るとなると、ファイル管理がどうにも面倒になりそうだった。

自宅のサーバー内ではカメラの機種別でカメラが自動的につけたファイル名(IMG_xxxx等)をそのまま保存しているので、デジカメで撮った写真にフィルムで撮った写真がそのまま入ってくるのはなんか違和感があって嫌だった。

また、ネガフィルムを撮影するのでネガ反転状態で撮ることになる。

それをPCに取り込んで反転をかけてトリミングして色調補正をして・・・と

結局のところ取り込んだあとのPCでの作業に時間がかかってしまうと考えてやめた。

 

 

そして今日、Amazonから箱が届いた。

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フィルムスキャナーの使い方はとても簡単で、良く言えば馬鹿でもチョンと押せば使え、悪く言えば年寄りでも使い方がわかってしまうレベルのものだった。

 

フィルムを付属のホルダーにセットして、位置調整をして良さそうなところで大きい丸いコピーボタンを押すだけだった。

 

そしてこれがフィルムスキャナーで取り込んだ写真。

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こっちはプリントされた写真を複合機で取り込んだほう。

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 正直、複合機で取り込んだほうがキレイだ。

 

フィルムスキャナーではフィルムに付着したホコリがダイレクトに写ってしまうので、ゴミがたくさん写ってしまう。

これは結局のところPhotoshopで消しなさいということか。

 

なんだか本末転倒な気がしてきた。

 

しかしフィルムスキャナーで取り込んだほうが淡い感じがしてフィルム感するし、嫌いじゃないのでよしとする。

 

よしとしたい。 

 

 

 

ちなみにフィルムスキャナーが届いてすぐ使い始めたところ、内部のガラス板に謎の汚れがあったらしく、取り込んだ写真の左側にモヤッとした汚れが写り込んでしまった。

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これは付属のクリーナーで何度か掃除したらキレイになった。

 

また、取り込んでいる途中でホコリが入ったらしく、空に「つ」が浮いてしまった。

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フィルム1列取り込むごとに清掃と確認が必要なようだ。

 

 

 フィルムスキャナーにはUSBでPCと接続してファイルを確認できる機能があると書いてあった。

SDカードを都度抜き差ししてPCで確認では結構手間になってしまうので、付属のCDから専用ソフトウェアをインストールした。

でも結局フィルムスキャナー自体が普通のSDカードリーダーのように認識され、ドライバーがどうのとか閲覧用ソフトがどうのとか全く関係なかった。

それどころか最新のOSに対応していないらしくあまりうまく動かなかった。

ちょっと無駄なことをしてしまった。

 

 

 

 

とにかく、これでずっと気になっていたフィルムの保存方法が確定したので安心した。

 

フィルムでもバシバシ撮っていきたい。

α7のこと。

SONYのα7を持っている。

欲しいなぁって思って中古を探してたらちょうどいい感じのが10万くらいで落ちてたので買ったのがある。

とても軽いので重宝している。

 

軽くて薄いレンズがあればポケットに入るフルサイズになるんだろうけど、SONYのレンズをほとんど持っていない。

そもそもSONYの対応しているレンズは高いし重い。

だから使うときはCanonのレンズを使う。

アダプターを介してCanonのレンズをつけると重くなる。

重くなるので結局外出するときはどうせならとCanonのカメラを持ち出す。

重宝しているわりには使ってない。

 

けどお気に入りのカメラだ。

どれくらいお気に入りかというと買って来て即

SONYロゴマークがダサいからと隠してしまうくらい気に入っている。

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(最初はもっと細かいMINOLTAマークだったけど剥がれてきてしまったから変えた。)

 

α7はレトロな形状をしているのでオールドレンズが似合う。と思っている。

 

なのでCanonのFDマウントの安いレンズを中古で探してきて使っている。

α7を買ってからいろいろなマウントのレンズに興味が出てきたので、これもひとつ気に入っているポイントだ。

 

 

 

先日、 FD28mm F2.8を購入した。

4200円くらいだったと思う。

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28mmだと、iPhoneとかのカメラの画角にかなり近いので使いやすいんじゃないかと思って欲しかったレンズだ。

 

これを首に下げて、駅前の祭りに出かけた。

 

ベビーカステラの屋台のにいちゃんがα7をガン見してた。

 

そういう反応を見るのもおもしろいので

やっぱりこのカメラが好きだ。

ブログをはじめました

カメラとか写真とか、そういうのを書くための場所がほしいなと思い、

今更ながらブログ書き始めて見ることにしました。

プロフィール情報として持っているカメラの一覧とかあったほうがいいのかなと考え、棚に目をやったところであきらめました。

よろしくおねがいします。