α7のバッテリーグリップを買った話
α7用のバッテリーグリップを買いました。
以前、ブログで「Canonのカメラを買ったら必ずバッテリーグリップを買うようにしている。」と書いてました。
なんとなく思い立ち魚津に行ってきたのですが、大通りにカメラのキタムラの看板を発見。そのままフラリと入店。
中古品売り場少ないところかー、なんて思いながら眺めていたら見つけてしまいました。
税込10,230円。
もともとα7は気軽に持ち運ぶためにミラーレスを、と買ったもので、正直なところバッテリーグリップは要らないでしょ。と思っていました。
しかしほんのちょっと好奇心で「グリップ、買うだけ買ってみたいな」とも。
ただし純正品は高い。希望小売価格31,500+税。互換品だとAmazonで3000円くらいからある。
「どっかに純正品の中古転がってないかなぁ」なんて思いながら2年。
ついに転がっていたのを見てしまった。
実用性皆無だとわかっていながら買うには1万円超えはちょっとつらい。
でもα7がスリーだかフォーだかが出ている時代にこんなパーツの中古に出会えることは少ないはず。
ちょっと声が震えながらも「すいません、これください」
レビュー
本品は現状渡し外観小スレあり。
確かに細かいキズがたくさんある。しかしネットで見る他店の中古品はもっとひどそうなのでこれくらいなら許容範囲だと思います。
箱なども揃っていたのでそれも良し。
これは付属のゴミ取扱説明書。
取り付けには(もちろんですが)L型アングルは外します。
バッテリーを抜き、フタも取り外す。
元のフタはバッテリーグリップ内にはめ込んでおくことができます。
この辺はCanonのグリップと同じですね。
そして本体に接続。
バッテリーはマガジンに2個入れることができます。
そしてマガジンをグリップ内に入れる。
このマガジン、前後左右がほぼ同じ形なので入れる方向がわかりにくいです。減点。
電源を入れ、バッテリーが無事認識。(液晶右上に電池マークが2個出ます)
本体との接合部。本体は金属製なんですがグリップは樹脂のようです。写真ではわかりにくいんですが、触ってみるとめちゃくちゃ安っぽい。減点。
正面から。バランスが悪い。かっこ悪い。減点。
Canonのグリップと比べると妙な鋭角があり非常に持ちにくいです。
シャッターボタンの位置もほしい位置と絶妙にズレている。
もちろんダイヤルも触りにくい位置にあり最悪です。
そして通常位置で持ったときに小指が溝に入り込み余計に持ちづらくなる。さらに最悪の状態です。減点どころじゃない。
背面。グリップ部がなにもなくのっぺりしていてダサい。
SONYロゴがダサい。 減点。
液晶の可動範囲は全く遮られることなく動かせました。
また、いままではMicroUSBを本体に接続することで充電ができましたが、バッテリーグリップを付けると充電ができません。別途充電器が必要。減点。
充電器は持っていたのでギリギリセーフです。
まとめ
良かった点
- なし
悪かった点
- 重くなる
- バッテリーマガジンの入れる向きがわかりにくい
- 樹脂製で安っぽい
- 正面から見るとダサい
- シャッターボタンが押しにくい
- ダイヤルが回しにくい
- グリップが握りにくい
- 縦位置で持つと本体の操作ボタンがほぼ触れない
- 横位置で持つと小指が痛くなる
- 背面から見てもダサい
- USBから充電できない
と、多少クセはあるものの最高の製品であることがわかりました。正気かよ。
なんなんだこれ。なんてものを買ってしまったんだ。
というかなんてものを作ってるんだSONYは。
とりあえずしばらく使ってみますが多用しないことは明らかです。
興味のある方は買ってみてはいかがでしょうか。
互換品も色々とありますのでこちらでも。
L型アングルは取り付けできました。